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少し前になりますが、旦那と子どもが広島のヒッピーマーケット出店の旅にでている間、ひとり自由の身になった私だけで、この幡多地域に住む女子が集まる女子会に行って参りました。

この日のテーマはずばりエロ!

ただの風俗としてとらえるのでなく、食べることや寝ることと同じ位置づけでのエロ。
エロがなかったら、あなたもわたしも産まれませんからねぇ 笑。

この女子だけの集まりで、鶏も捌きました。

鶏捌き名人の、美人でオトコマエのトコトコ屋のまゆみちゃん。
幡多のいろんなイベントで美味しい食べ物を作って、出店しています。
時々、こうやって捌いた鶏を使ったグリーンカレーも作っています。絶品です。
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鶏の顔をやさしく手で覆い隠し、左足でしっかり固定して、ありがとう いただきますと言って、一息で鶏の首に包丁を入れます。
首と身体がはなればなれになっても、しばらく動き続けるので、動かなくなるまでじっとしておきます。
そして、体中の血液がきれいに抜けるように、木につるしておきます。
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約80℃のお湯に20秒つけると、毛がむしりやすくなります。
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こどもたちも一緒にむしります。

はい、やっと馴染みのある鶏肉になりました 笑。
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そしてここから解体。
今回は雄が2羽、卵を産まなくなった雌が1羽。

身体で待機していた未熟なたまごは、こどもたちの大好物。

おとな女子は、雄の白子をいただきましたー 笑。
もうここからテンション上げ上げで、もう誰にも止められない女子会のスタートです 笑。

呑んで食べてしゃべって暴露して、みんな息がつまるほどバカ笑いして。
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やめられない止まらない♪

エロハ〜♪と登場した韓国Loveのあっこちゃんは、韓国で仕入た材料を持参してくれて、サムゲタンを作ってくれました。
アソコはクリで閉じてます 笑。
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完成品
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韓国の漢方と、地元の餅米、さっきまで生きてた鶏。楽しすぎる仲間たち。プライスレス。

話題になった内容は、移住組のシングルマザーが多かった中、sexや性欲のことから、私たちの老後のビジョンまで、男がいてもいなくても、いかに楽しく幸せに生を全うするか。
集まった女子たちが、50代、40代、30代、20代(はおったかな?)と、幅が広かったのもおもしろかった!
男の人もいるこんな集いは、女の人が台所に立って、いろいろ作ったり運んだり(わいわいがやがや女が集まると、何やってても楽しいけど)、ましてや鶏を捌くなんてコトになると、女の言うことは先ず採用されなかったりすることが多いけど、この集いは、まったく上下の関係がなくて、みんなそれぞれがやりたいことやって、とてもいい空間になっていて、あぁ、もう原発とかつくっちゃうような、利権とか汚いお金とかにまみれて、食卓に並ぶ肉がどんな風にしてここまで来たとか想像すらできない人たちでできてるような男中心の社会はもう終わりだなぁとしみじみ思ったのであります。

すばらしいセラピーなひとときでした。
# by tontonmu | 2012-06-05 11:39
なぜ、私が二日も続けてブログを書くことができてるのか?
それは、旦那のまぁくんと息子の田朗が、今晩もトランジションタウン説明会@高知まーさん堂に行っているからです(笑)。
ビールとたこ焼きを横に置いてブログを書いているなう。

トランジションタウン説明会、とてもよかったです!
前半の映像は、途切れ途切れで残念でしたが、集まってくださったたくさんの人とあの時間をシェアできて、この幡多での暮らしのこれからがますます楽しみになりました。

トランジションタウンは、想像していたよりもとても自由で、楽しそうで、関わる人々とともに、自分たちが住んでいる地域をよりよくしていく、そしてそのことによって、ひとりひとりの暮らしにとって、お金では払えないエッセンスになるような取り組みだとおもいました。

でも、関わる人々が、その過程で妬みや誤解、自分だけの利益を追い求めるなど、浮かびあがってくるネガティブな感情や行為を乗り越えて解決できない場合は、最悪な結末を招きかねないということも教えていただきました。

マニュアルなんてない分、それぞれの想いや知恵をきちんと表現する能力が問われます。

世界中で展開されているトランジションタウン。
中には、ほとんどの家庭が父親が刑務所入ってたり殺されたりで不在のスラム街で、各家庭の庭先や街路の片隅で野菜を育て、子どもたちもやりたいこと・学びたいことに夢中になれる街を作り、その街に笑顔が増えたという取り組みもありました。

Q&Aの時間には、移住民と地元民の溝のこともアツくとりあげられてました。
有機農業とか自然農法で自給自足の生活を目指してる移住民ほど、地元民からのブーイングが大きい。
やれ病気がうつるからとか、やれ草ボーボーにするなとか。
ゲストの俊郎さん、祥子さん曰く、“これはどこでも同じ。下手に反発せずにテキトーにソーデスネーと流しながらこっそり好きなことやるのがいい。でも、その土地のやり方に寄り添うことも大切。お互いのメリットになることを考え出すのが一番の近道。”とのコト。ブラボー!
この説明会自体も、来てくれた人の大半が移住者だったことも、もしもこれからトランジションを始めるにあたっての一つの課題となるのかも。
地元の人から、私たちも共有できるような智慧を引き出すことができたらなぁと思います。

日本でも、このトランジションタウン、すでに30数カ所はじまっているそうです。
そして、あの3.11以降、その流れがどんどん大きくなってきているみたいです。
人々が想う幸せが、ギュイーンとシフトチェンジしているのかも。


私が今日喫chaを休んだのは、ゲストの俊郎さんとパートナーの祥子さんと一緒に過ごしたかったから。
お友達の“あかり”Houseで、みんなで山の初夏の気持ちいい風に当たりながら、最近流行のお家で手打ちうどん打って食べて、自然エネルギーのあれやこれや、これからできそうな面白いことを妄想したり、まったりと贅沢なひとときを過ごしました。
喫chaのまぁまぁ売れた一日の売り上げよりも私にとっては価値のあることだったのデス。

さて、また明日から無理なく、楽しく、でも一生懸命働きたいと思います♪
# by tontonmu | 2012-05-16 22:25
今日!トランジションタウン説明会_a0229138_775671.jpg



TwitterやFace Bookは気軽に投稿できるので、何度か告知しましたが...どうも、PCに向かってがっつりブログを書く時間をなかなか作れなくて、超ギリギリになってしまいました。

今日の午後5:30より、新しい「cafe海のバザール」にて、トランジション説明会を開催します。

石油や原子力、安価で大量生産の品々など、大きな経済に依存する世の中から、地域の環境や人の知恵や能力をうまく活かして、その地域の身の丈に合ったコミュニティへ「移行」していく、これがTransition トランジションです。

この理念に共感できる人はたくさんいらっしゃると思いますが、では、実際に何をどうしていったらいいのか? 
実際に神奈川県葉山と熊本県南阿蘇でトランジションタウンを展開されている吉田俊郎さんに、DVDで映像を見せていただいて、具体的なお話をしていただきます。

私も、まだあまりよく理解できてませんが、いずれ必ず来るとされている南海地震が起こってこちらが被災地になったときに、トランジションのような基盤があれば、義援金がいつくるかわからなくても、自分たちで何とかできることがたくさんあるような気がします。

そして何よりも、今まで接点のなかった面白い人たちとつながってゆけるのがとても楽しみ♪

結構たくさんの人が来てくれるみたいなので、ワクワクしてます。


cafeでは、今日はBagusが美味しいヘンプ生パスタ料理やタコライスetcを用意してくれています。
こちらも楽しみ♪
ちょうど晩ごはん時なので、お行儀が悪いとかおかまいなく、食べながら和やかな雰囲気の中で、有意義なひとときをすごしていただければと思っています。
# by tontonmu | 2012-05-15 09:17
お久しぶりです。

まぁ坊豆腐と喫cha店の間、言い換えると、夫婦の間(笑)にいろいろあって、すっかりご無沙汰しておりました。

プライベートなことをさらけ出すつもりではないのですが、立場は違えど、同じようなことを考えていたり、同じようなことで悩んでいる人、同じようなことを経過した人が実は多いんじゃないかなと思って、開き直って投稿してみます。

「3.11以降」「意識」「気づき」というコトバに嫌気がさして、あ、またか...とお思いの方はどうぞスルーしてください。



 3.11以前から、ポジスピ男(ポジティブスピリチュアル男子)化してるまぁ君と、自分たちでできる最大限の努力をして、しっかりと商いをしていきたいけど、家族との時間も大切にしたい、煮え切らない私の、なんとなく違うなーと思っていたことが、3.11以降その違いの幅がだんだんと大きくなり、つい先日、ついに衝突しました。

「なんとなく違うなー」が大きくなりつつある最中、前にブログで紹介したSammy's Familyが、まぁ君の考え方に賛同して、大豆、豆腐作りを一緒にしたいということで、家探しと、家が見つかるまでの共同生活の為に、我が家にやってきました。
「なんとなく違う」と思っていた上に、倦怠期?で会話が少なくなって、共同生活が始まることをよく把握してなかった私は、疎外感と孤独感の、ネガティブなスパイラルのどつぼにハマってしまい、楽しそうなまぁ君とSammy一家に笑顔も向けられず、今になっては自分でも恥ずかしくなるような悪態をついていました。

そして、まぁ君とSammy一家が始めようとしていることが、始めにわぁー!と盛り上がって、お熱が冷めた頃に、お金のトラブルで取り返しのつかない関係になることも恐れていました。

共同生活で極端に減った夫婦二人の時間を見つけ出しては、自分の想いをぶつけましたが、私はもう二人で溝を埋めるのは限界だなと、半ばあきらめかけていました。


でも、何が起こるかわからないのが人生。

ちょうど盲目になっていた角度から、ポーンとボールが飛んできました。

たまにしか会わないけど、尊敬してるおともだちが喫chaにお客さんで来てくれて、この悩ましい状況を一緒に笑い飛ばしてくれたり。
それで少し気分が晴れて、1人でふらりと立ち寄った友達のお家で、贅沢な昼下がりのビールをごちそうになったり。
気分転換に、月に1回のエネルギーの勉強会でみんなでシェアできたらと思って読みはじめた本が、核、原爆、原発の本なのに、どうしてか、今回の件で認めたくない自分の至らなかったことばかりリンクする内容だったり。

twitterでもつぶやきましたが、なんでこのタイミングで?と思うことが立て続けに起こったとき、私は見えない存在にちゃんと愛されているんだなぁと思います。

その日は、愛がダダーっと流れ込んできたような、サプライズな1日でした。

その日にまぁ君とSammy一家に明かした胸の内は、すんなり相手に届きました。
私が感じていた、不安や嫉妬、疎外感や恐れは、勝手に自分で大きくしていたものだと、みんなの想いも聞いた時に判明しました。

まぁ君の根拠のない自信、それと相容れない我が家の経済状況は、何も解決していないし、我が家にとってのこれからの課題であることには変わりありませんが、今回の出来事は、これからいろんなコトをクリアしていく力となるためのステップだったんだなぁと思っています。

こんなこと、取るに足らない些細なことかも知れませんが、ふだんからほとんどケンカしない私たちにとってはビッグイベントでした。



思い返してみれば、我が家の農+商の両立した暮らしは、とてもとても移住してきた核家族で賄うには無理があります。
でも、同じ想いを抱いた人同士が助け合ったり、シェアしながら細々とでも両立できるなら、大きな未来があるように思うのです。
世の中も、そんな動きが同時多発的に活発になっている気がします。

だから、エゴとか不満とかが浮き彫りになってるんだとも思います。
でも、そこを覆す知恵も人間には備わっていると思います。

原発も、お互いに反発ばかりして、推進派と反対派が臨界状態のままでは、その狭間で働く重要な役割を担っている人が、被爆するばかりの不毛な存在となってしまう。

ちょっとだけ歩み寄って、どちらの立場でもシェアできる倫理観を持って対話ができないものかな?と、このタイミングで読んだ、田口ランディの本に深く共感しました。

一悶着を終えて、平和とはどこにあるのかな?と、ふと考えた春の嵐の日でした。
# by tontonmu | 2012-04-04 20:15
手作業だけではどないにもならんので、みんなで集まって楽しく効率良く、大豆を脱穀しました!

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今回初登場、わざわざ愛媛の津島から持って来ていただいた、足踏み脱穀機!

足踏みミシンの要領でペダルを踏むと、とげとげがついた丸い部分がぐるぐるまわって、そこに刈ったままのまだ茎やら葉っぱやらがついてる大豆を置くと、そのとげとげが、こそげ落としてくれる仕組み。
機械が裸のままでは、あちこちに飛び回るので、ムシロをかぶせたり、銀マットを立ててみたりと、みんなで試行錯誤しながらの作業。

ギィーコギィーコ パリパリパリパリーと、足で踏む音と、大豆が茎から弾ける音。
やる人によって、リズムが違ったりしておもしろい。

このおかげで、永遠に終わらない手作業から解放されました!


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そして、トウミ。
脱穀機から出て来た、葉っぱや莢や大豆が一緒になってるものを、このトウミにかけます。
上にそのいっしょくたになってるものを入れて、横からハンドルを手動で回して風を送って、上のものの栓を外すと、落ちてくるものが風の力で重さ順に吹き飛ばされ、選別されます。


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一番軽い葉っぱが一番遠くに、次に莢や、まだ大豆が入っている莢が出口①から、そして大豆が出口②から...と言った具合に。
一回ではきれいに選別されないので、何度か繰り返すうちに、大豆の純度が高くなります。


それでも、使えないような大豆も混じっているので、ここからは手作業。
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こういうのは、女子が得意ですね。
みんなで大豆を囲んで座って、おしゃべりしながら。
楽しい楽しい。

始まりは雨だったけど、作業してる間に青い空。

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ぽかぽかの中、みんなでお弁当食べたり、近くに出てるふきのとうを採ったり。

この日は、面白くない学校を不登校中のピカちゃんも参加してくれました。
ふだんから、余分な知識を叩き込まれてない彼は、足踏み脱穀機やトウミに興味深々。
一生懸命触って、観察して、使って、理解してました。
活きた勉強です。

そして、作業中に使うどの機械も、電気を使わなかった。
人力と、人の知恵が産み出した道具のコラボレーション。

なんだか、とても豊かな時間でした。

ちなみに、この日これだけの人数と作業で選別まで出来上がった大豆は5k足らず。
そして、脱穀機を持って来てくれたり参加してくれた皆さんへは、大豆や、またいつかの農作業でお返し。
次回は、参加してくれたみんなで、この大豆で味噌作り。
この時間を貴重なことだと分かち合える人同士のぶちゅぶちゅ交換です(笑)。

この日参加してくれた、逗子から移住してきた「あかり」のおふたりも、ブログに載せてくれています。
よかったらこちらも。
http://zushi-akari.blog.so-net.ne.jp/2012-03-01
# by tontonmu | 2012-03-01 16:26